戦略的人事システム構築支援

日々変化する経営環境に適応し、成長を持続させるためには、事業戦略やビジネスモデルの見直しが必要です。その事業戦略を実行するのは、ヒト(人材)にほかなりません。日本生産性本部の経営コンサルタントが、新しい戦略に最適な人材構造への転換と、最も効果的な人材マネジメントシステムの設計、そして、人件費の適正化を支援します。

人材構造転換コンサルティングとは

  • 事業戦略、ビジネスモデルに適合した人材構造に転換
    事業戦略やビジネスモデルに基づき、組織の中でどのような人材にどのような役割を期待すべきかを検討し、最適な人材構造に転換します。
  • 最適な人材マネジメントシステムを設計
    経営にとっても、従業員にとっても、最も効果的な人材マネジメントシステム(等級・評価・賃金制度)を設計します。
  • 人件費の適正化を実現
    人材マネジメントシステムの転換を踏まえ、適正な賃金構造・水準を実現します。

人件費適正化の事例

部品メーカー(株式上場):従業員約550名(連結約3,000名)

課題

  • 全社員一律の年功型制度(単純作業者、熟練技能者、高度技術者すべて同一)であった。
  • 社員の平均年齢が高くなるにつれ人件費負担は重くなり、業績低迷の主因となっていた。

改革

  • 単純定型業務を中心に①スリム化とパートへの置き換え②外部化・分社化を進めた。
  • 熟練工、専門職、総合職、一般職別の評価・給与体系を導入し、給与水準やカーブの修正を行った。昇進・昇格しないと昇給が難しい部分的職務給を導入し、実力主義を徹底した。
  • これらによって生産性の向上を図り、増収増益、従業員の年収アップを実現した。

コンサルティングの流れ

STEP1現状分析とグランドデザイン(2~3カ月)
  • 経営幹部インタビュー
  • 経営実態の把握(業績分析・人件費分析・ビジネスモデル分析など)
  • 人事管理分析(現行制度の適合性診断・人事管理運用診断など)
  • 組織風土・意識分析
  • 基本構想
    (人材構造転換[最適化])・人材マネジメントシステム基本設計・目標人件費の概算)
STEP2詳細設計、導入支援(6カ月~1年)
  • 雇用区分や職種区分に応じた人材マネジメントシステムの詳細設計
    (コース、等級制度・評価制度、目標管理制度・賃金[給与、賞与、退職金]制度)
  • 制度導入支援
  • 従業員への説明

オプション

評価者訓練・管理者研修など各種研修
能力開発体系の設計
企業年金の設計
シェアードサービス
人事管理システムの構築
カフェテリアプランの導入

  • 日本生産性本部と提携先との連携によるサービス提供となります

期間・費用についてはお問い合わせください。

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日本生産性本部 コンサルティング部

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