アジア生産性機構主催による研修プログラム

アジア生産性機構主催による研修プログラム

グローバル化の流れが加速し、世界経済発展のための貿易・投資の自由化が急速に高まるなか、経済発展が著しいアジア諸国は日本にとって大きなビジネスパートナーであり、ビジネスチャンスが大きく広がっています。そのアジアで通用するビジネス人材育成の場として、アジアの国々とネットワークを持つアジア生産性機構(APO)が開催する研修・視察プログラムをご案内します。

APOは、1961年にアジア諸国の政府間協定により設立された国際機関で、加盟国の相互協力により生産性の向上をはかりその社会経済発展に資することを目的としています。現在の加盟国は、北はモンゴル、西はイラン、南はフィジーおよび日本を含む20カ国・地域です。

APO活動の重要な柱である人材育成事業では、生産性向上に関するさまざまなテーマで、年間約50本のマルチカントリープログラムをAPO加盟各国・欧米で展開しており、テーマに関する知識修得だけでなく、参加者間の交流を通じたアジア各国との人的ネットワーク形成が可能となっています。

貴社のグローバル人材育成に、APOの研修・視察プログラムをぜひご活用下さい。

参加対象

アジア新興国市場における新たなニーズを模索したい

各テーマに関する知見を深めるとともに、現地企業の視察や、各テーマに精通した各国のビジネスパーソンや政府関係者との議論を通じ、「アジアから見た日本」を知ることができます。各国の「生の声」を聞くことで、新たなニーズの掘り出しを行う契機となります。

低コストで社員のグローバル人材としてのスキル向上を図りたい

1週間程度の滞在で、現地での宿泊費・日当などはAPOなどが負担し、条件によっては航空運賃もAPOが負担するため、低コストでの参加が可能です。

プログラム実施例

(例)シンガポール:スマートテクノロジーを活用したサービス産業における生産性向上のためのワークショップ(2019年4月開催)
日程 都市名 行動
1日目 シンガポール 開催都市に到着
2日目 シンガポール AM:開会式
PM:講義
3日目 シンガポール 終日:現地フォーラム参加
4日目 シンガポール AM:企業視察(旅客業)
PM:企業視察(鉄道会社)
5日目 シンガポール AM:参加者のカントリーペーパー※の発表・グループ討議、発表
PM:各参加者のアクションプラン発表
6日目 シンガポール 帰国の途へ
  • カントリーペーパー:
    各プログラムの議題に関する自国内の取り組み・状況の調査をまとめた資料を作成し、プログラム内で各参加者が英語で発表します。

(台湾でのプログラム参加時:China Productivity Center 提供)

参加の流れ

今後の視察・研修プログラムは随時APOホームページ「今後のプロジェクト」で公開され、内容や時期、開催地や参加条件などの詳細が掲載されています。参加希望のプロジェクトが決まりましたら、日本生産性本部のAPO担当(apo-liaison@jpc-net.jp)までご連絡ください。APO担当より、バイオデータ(参加者履歴書)など、必要な提出書類を送付しますので、ご記入のうえご返送ください。その後、日本生産性本部よりAPOへ推薦、APOでの参加者選考を経て参加が決定した後、APOプロジェクトへの参加という流れになります。

プログラムのご案内

最新のプログラムの情報はAPOのWebサイトよりご覧いただけます。

「APO事業に参加するには」は、APOのWebサイトよりご覧いただけます。

「よくあるご質問」は、APOのWebサイトよりご覧いただけます。

産業人材育成支援事業(経済産業省特別拠出金事業)の公募のお知らせ

APOでは、経済産業省より特別拠出金を受け、産業人材育成支援事業を実施しています。
本事業で支援する企業に対する公募の詳細につきましてはこちらをご覧ください。

お問い合わせ先

日本生産性本部 国際協力部 APO事業担当

WEBからのお問い合わせ

電話またはFAXでのお問い合わせ

メールでのお問い合わせはこちら

  • 営業時間 平日 9:30-17:30
    (時間外のFAX、メールなどでのご連絡は翌営業日のお取り扱いとなります)