旅館・ホテル

日本生産性本部は、観光庁の「宿泊業の生産性向上推進事業」(2016年度、2018年度、2019年度)として、「旅館ホテル生産性向上協議会」において選出された旅館・ホテルにコンサルティングを実施するとともに、全国でワークショップなどを開催しています。
この事業を通じ、100件近くの宿泊業のカイゼンの好事例が創出されました。
そのうち特に20事例を選出し、映像と冊子で事例集を作成しました。

「宿泊業の生産性向上事例集」は こちら



また岐阜県の「宿泊施設の業務効率化・生産性向上に向けた専門家派遣事業」(2022年度)において、県が指定する県内12のモデル宿泊施設に対してコンサルタントを派遣し、業務効率化・生産性向上の支援を行いました。
その取り組みを生産性向上事例集として取り上げ、県内観光産業全体の経営基盤強化などに役立てています。

岐阜県版 宿泊業の生産性向上事例集は こちら
生産性新聞『変革の現場』のインタビュー記事は こちら

コンサルティングのスタンス

現場を巻き込むことを基本姿勢とします。

  • 改革能力のある人(経営者自身、後継者、女将、総支配人など)と経営コンサルタントがスクラムを組み、現場重視の姿勢で取り組みます。
  • 販売促進の改革、仮説検証の考え方、あるいは料理などの商品力の抜本的改革の課題についても、現場で働くスタッフと経営コンサルタントが一緒に取り組みます。

コンサルティングの事例

コンサルティングで業績改善した事例は以下の通りです。

  • コンサルタントと社長の信頼関係構築後、需要の見込まれる露天風呂設置の綿密な投資計画を立案。設備更新反対派だった大女将を納得させ、新しく露天風呂を設置した結果、集客力向上、稼働率アップに結びつけ、業績を好転させた。
  • 地域一番店でありながら、組織運営の問題から12年連続赤字であったが、経営者と銀行からの出向者がともに経営の方向づけを行い、経営診断開始から2年で黒字転換した。以降、経営運営のサポートを継続し、5年間黒字が続いている。
  • 従業員教育に取り組んだ結果、2年目頃からキャッシュフローが向上、資金繰りが安定した。業務の洗い出しを行い、社員の多能化を図り、人件費の増加を抑えることに成功した。また料理の原価管理を徹底し、原価率の改善を図った。
  • 期間・費用については、お問い合わせください。
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日本生産性本部 コンサルティング部

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