中小企業診断士コース(中小企業診断士登録養成課程)の特長

日本生産性本部は、1958年より全日制実践型ビジネススクールとして「経営コンサルタント養成講座」を実施し、7,200名を超える卒業生を輩出してきました。
そこで培ったノウハウや実績をもとに、中小企業診断士登録養成課程制度の民間開放第1号として、2007年度より本コースを開催し、これまで約741名の卒業生を輩出しています。

真に中小企業を育てる実践的な中小企業診断士の養成

中小企業コンサルティングにおいては、大企業とは異なる特性を確実に理解し、それに応じた改善策を提示していかなくてはなりません。中小企業においては、表面的なコンサルティングのテクニックだけでなく、人を観、人を育てることが何よりも重要であり、経営者の悩みをいかに的確に捉え、解決に導けるかが鍵となります。また、経営資源に限りのある中小企業では、金融機関に対し納得性の高い経営計画を提示し、それを必達することで、確実に資金を調達していくことも見逃せないポイントです。 本コースでは、中小企業の経営を「まるかじり」したうえで、的確な経営診断を行い、さらに企業とともに解決・改善していくコンサルティングのできる中小企業診断士を養成します。

トップコンサルタントのノウハウを伝授

講師の多くは日本生産性本部の専属コンサルタントして、第一線で活躍するプロの経営コンサルタントです。実践的な演習や最新のコンサルティング事例が盛り込まれていますので、机上の空論ではなく、“活きた経営コンサルティング”を学ぶことができます。

オリジナルケースによる演習

使用するケースは、実際の診断先企業の事例をもとに本コースが独自に開発したオリジナルケースとなります。

経営コンサルタントとしてのコンサルティング実習
実習先は全国各地で合宿制

5回の経営診断実習では、実際に中堅・中小企業を訪問します。本コースの実習は全期間合宿制で行いますので、中身の濃い経営診断を体験することが可能です。現役の経営コンサルタントの実践的な指導により、コンサルティング能力向上に欠くことのできない体験演習の場を提供します。 「経営コンサルタント養成講座」では、数百社の経営診断実習の実績があり、受け入れ企業からも、診断内容については高い評価を受けております。
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ネットワークの構築

中小企業の経営課題を解決していくうえでは、個々人の力だけでは、解決が難しい場面が多々あります。本コースでは、出講しているプロの経営コンサルタントや、経営コンサルタント養成講座にご参加いただいている金融機関などの企業の方々との中身の濃い交流を通じて、発展的なネットワークを構築できます。
コース修了後は、卒業生で構成される会員組織 茗谷倶楽部に入会することができます。定例会、有志勉強会、会報などを通じて、人材形成やビジネスの発掘につなげていただけます。

成績上位者には日本生産性本部認定経営コンサルタントの称号を授与

成績上位者には、公益財団法人日本生産性本部認定の「経営コンサルタント」の称号を授与します。日本生産性本部認定経営コンサルタントは、(社)全日本能率連盟に登録された「経営コンサルタント」の称号です。現在、4,401名の資格登録者がおり、多様なフィールドで活躍しています。認定とならなかった場合も、認定試験の受験資格があります。