生産性の船について

「生産性の船」のご紹介

「生産性の船」とは

生産性運動15周年記念事業の一つとして1971年に研修を開始。
洋上研修の先駆けとしてリーダー層育成の場を提供し続け、団員総数は54,515名にのぼります。
新型コロナウイルスの影響により2020年から2022年の3年間休止していましたが、2023年度より再開いたしました。
チャレンジ精神に溢れ、意欲的に業務へ取り組むリーダーを育成する研修を実施してまいります。

「生産性の船」の特徴

  • 非日常的な空間・時間・人間関係のなかに身を置くことで、日常の業務やさまざまなしがらみ、固定観念から解放され、自らを見つめ直すことができます。
  • 初めて出会う他者と寝食を共にする密度の濃い時間を通じて、自らの考えや経験を自由かつ率直に語り合うことにより、相互に刺激啓発することができます。
  • 自国内では容易に作り出すことのできない空間に身を置き、多様性を理解しながら、英語を初めとするさまざまな異文化コミュニケーションに挑戦することで、新しいことにチャレンジする思いが芽生えます。

なぜ洋上・海外で研修するのか

個人の行動を変えるアプローチとして個人のマインドへの働きかけに加え、環境を用いるアプローチがあげられます。
「生産性の船」では、研修全行程を通して非日常の空間・時間・人間関係のなかに身を置き、異文化を体験するなど、普段の業務や生活・旅行からは得ることのできない、凝縮されたさまざまな経験をすることが可能です。洋上・船内という空間、海外という場を最大限に活かし、“行動変革”へ挑戦します。

実態を体感
訪問都市での現地研修では、訪れる国の産業や文化・歴史、そして国の現状や課題について体感する機会を持っていただきます。
“実態を直に体感”していただくことで、相手国への理解を深め、そこから日本が学ぶべき点と日本の良さ両面が見えてくると考えます。

「生産性の船」の目的
「生産性の船」の顧客は参加者お一人おひとりです。その参加者の皆さまに満足を提供することはもちろんのことですが、同様に参加者が派遣されたご所属組織に対して満足を提供することもまた重要であると考えています。
参加者がこの「生産性の船」へのご参加によって様々な“気づき”を得て、自身に何ができるのかを深く考える。考えて終わり、研修で終わりではなく、それぞれの職場や社会での行動変革に挑戦していただくこと、それが「生産性の船」の目的です。

研修テーマ

メインテーマ

「行動変革への挑戦」

「行動変革への挑戦」というメインテーマには、研修終了後、成果を持ち帰り、自己や組織の行動に変革を起こすという意味が込められています。研修後の行動変革をイメージしながらご参加いただくことで、より高い研修効果が得られます。

なぜ、いま「行動変革」が必要か?

変化の激しいビジネス環境において、企業・組織が生き残るためには弛まざる変革が求められます。
企業・組織が変革していくためには、働く一人ひとりが自身と組織のあるべき姿を考え、“自ら変わる”ことで周りを巻き込んでいくリーダーへと成長することが求められるのではないでしょうか。

リーダーシップに必要な主体性・創造性・積極性を発揮させる場『生産性の船』は、“コース別研修”、“現地研修”、“経験交流”の3つのプログラムで構成され、将来にわたって組織発展の源泉となるよう、参加者の方々の心に刻まれる体験を提供します。

3つのプログラムを通して自らの行動変革を行い、組織を変えるためにチャレンジできる自律型リーダーへと成長します。

各コースの特徴

管理者コース チームリーダー/中堅社員コース

課長職以上の管理者または準ずる方および職場リーダー層からのステップアップが期待される方(※)

係長・主任・グループリーダーなどの次代を担う職場リーダー層および中堅層からのステップアップが期待される方(※)

管理者として、経営戦略や組織コミットメント、技術伝承と部下のキャリア育成、人や組織を動かす仕組みづくりなど、幅広い観点で課題について検討します。

チームリーダー・中堅社員として、チームを動かすうえでの必要な取り組み、職場の問題解決、自身のリーダーシップ・能力開発などを主体的に捉え、課題について検討します。

  • 各コースともご参加者の職位に応じた課題についてチーム検討を行う研修となります。

研修効果

メインテーマ「行動変革への挑戦」のもと、自身の業務、また、所属する組織や職場を見直し、成長していくためには何をすべきかを考え、自らが行動を変えて組織(職場)に働きかける変革志向をもつリーダーを育成します。

変革に向けての行動実践

さまざまな異業種メンバーとのチーム討議を通して、自らの業務と組織について深く考えることで、変革に向けて取り組むべき課題が明確化されます。

多角的な視野の獲得

参加者間の交流、非日常空間での異文化経験を通して得られる新たな“気づき”により、より広い視点から物事を捉えることが可能となります。

幅広いビジネススキルの習得

リーダーシップ実践に必要なコミュニケーション能力、計画・交渉力、チームシナジー発揮力などのスキルが身につきます。