リーダーのための問題解決研修(問題提起~メンバーへの浸透まで)

意思決定とメンバーへの浸透の技術を学ぶ

目的

  • ・主観や思い込みを廃して、客観的で合理的な意思決定の方法を身につけます

  • ・学んだ手法を用いて、自身の仕事や職場・組織について見直していただく機会とします

  • ・決定した内容をメンバーに「腹落ち」させ、実行を促す際のテクニックを身につけます

対象

      • ・経営者

      • ・役員

      • ・部長

      • ・課長

      • ・係長/チームリーダー

    研修の詳細

    内容

    1日でビジネスにおける問題解決能力を身につけて、メンバーの実行を促すテクニックを学びます。
    客観的事実に基づいて問題解決を行うためのプロセスと手法をご紹介いたします。
    はじめに思考法を学び、ロジカルな問題解決の土台を築きます。
    次に、フレームワーク等の分析プロセスを学び、問題の所在を明確化する能力を学びます。
    そして、原因の特定からメンバーを動かす方法までの具体的なテクニックを学びます。
    最後に、学んだ内容を机上の空論にしないよう、演習にて実践しながら身につけていただきます。グループ演習を実施することでメンバーに「腹落ち」を促す所まで実践します。

    研修の特徴

    「理論と実践の両輪で問題解決能力の向上を図ること」

    その場限りで終わらせないのが、本研修の大きな特徴になります。
    また、カリキュラムに「センスメイク」を取り入れることで、決定した意思をメンバーに落とし込み実行させるところまでを学んでいただくことも、他の問題解決研修にはない特徴の1つです。

    標準的なタイムテーブル(1日7時間)

    9:00


























    17:00
    1. 1.ビジネス・マネジメントに使用する思考方法を知る
    2.  ・戦略思考
    3.  ・ロジカルシンキング
    4.  ・システムシンキング¹
    1. 2.ビジネスでの基本的な分析のプロセスと手法
    2.  ・情報の収集/拡散と収束/構造化の使い分け
    3.  ・【収集/拡散】ブレーンストーミング
    4.  ・【収束/構造化】ロジカルフレームワーク
    1. 3.実践演習(演習例:離職者増加の原因と対策)
    2.  ・【要因抽出作業】ブレーンストーミング
    3.  ・【原因の構造化】ロジックツリー/デシジョンツリー
    4.  ・【原因群のグループ分け】KJ法²
    5.  ・【重要要因の特定】連関図による連鎖の分析
    6.  ・【”特定要因”の解決策の検討】ブレーンストーミング
    7.  ・【行動の選択基準を明確化】ペイオフマトリクス³
    8.  ・【「腹落ち」の浸透】センスメイク
    1. 4.実務適用~適用できる仕事・職場
    2.    ・手法の適用演習/グループ討議


    ¹ システムシンキング(思考法のひとつ)

    問題を捉える際に、1点が問題だとするのではなく全体(一連のシステム)に問題があると考え、問題解決を図る思考法。ロジカルシンキングが点で問題を捉えるものだとすると、システムシンキングは要素間の連関で捉えるもの。
    ² KJ法(情報整理法のひとつ)
    ブレーンストーミング等で意見やアイデアを書き出し、関連性のあるものをグループ化して情報の整理をする手法。開発者の川喜多二郎の頭文字をとってKJ法という。
    ³ ペイオフマトリクス(評価方法のひとつ)
    複数の問題解決策について、費用と利益(または重要性と難易度)の2軸で4象限を作り、評価と優先順位付けをする。

    Kuroda Kazuteru.jpg

    講師

    黒田 和光(くろだ かずてる)

    フィールディング大学院組織開発課程所属、ジョージタウン大学コーチングスクール卒、MBA、日本大学グローバルマネジメント大学院卒、上智大学経済学部卒、中小企業診断士、中小企業診断士養成課程指導員、アジア生産性機構講師、海外技術者交流協会講師、アジア経営学会員、異文化経営学会員。

    米国でのコーチング専門課程であるジョージタウン大学コーチングスクールでコーチングを学び、その後日本、米国、シンガポール、およびアジア各国での経営層に対して1on1のエグゼクティブにコーチングを提供している。また、コーチングスキル、ファシリテーションのスキルを、中小企業診断士や企業の経営管理者層に実践指導を通じてトレーニングを行っている。

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