業務マニュアル作成・活用支援

「店長が変わって、仕事のやり方も変わってしまった」
「従業員によって、仕事にバラつきが出てしまう」
「マニュアルを作ったが、全く使われていない」
「従業員が定着せず、すぐにやめてしまう」
「仕事が多すぎて、まったく終わらない。今日も残業だ」
「売場を変更したいが問題点が把握できない」


日本生産性本部では、このようなお悩みにお答えするため、無印良品の店舗運営マニュアル「MUJIGRAM」をはじめ、様々な企業の業務マニュアルを徹底的に研究し、業務改善と生産性向上を可能にする「業務仕組み化プログラム」を開発しました。本プログラムの中心である独自の業務マニュアル「業務基準書」の作成と活用のコンサルティングを通じ、効率化と品質向上を同時に達成し、企業・組織の持続的な成長を支援します。


▶▶▶業務標準化、業務改善、人材育成に役立つ業務マニュアル作成運用セミナー・研修等
▶▶▶コラム:価値のある業務マニュアルとは?
▶▶▶コラム:「業務標準化・マニュアル化を成功に導くvol.1

業務仕組み化プログラムにおける「業務基準書」とは?

そもそも、「業務仕組み化プログラム」とは、無印良品の店舗運営マニュアル「MUJIGRAM」を研究し、どのような企業・組織でも業務効率化、業務改善、人材育成等の活動を推進することができるプログラムです。中心となるのは、「業務基準書」の作成とその活用です。
このプログラムにおける「業務基準書」とは、一般的な業務マニュアルにあるような単に業務の手順のみを記載するだけではなく、企業の価値観を反映させ、業務の目的や達成基準を明確にした、業務マニュアルです。業務の目的や達成基準などを記載することにより、サービス産業生産性協議会では、「業務基準書」を業務効率化だけではなく、業務改善、人材育成、理念浸透、生産性向上なども可能にするツールと位置付けています。
業務仕組み化プログラムを受講することで、「業務基準書」のテンプレートや専用ツールを使用しながら、バラつきの少ない一定水準を保った「業務基準書」を作成することが可能です。「業務基準書」に従って作業を行えば、従事年数や知識・スキルの有無によらず、誰が、いつ、何度やっても、同じ成果を生むことができるようになります。

「業務基準書」(業務マニュアル)の作成・活用による期待効果

作成段階

  • 業務標準化による効率化

    業務マニュアルを作る過程で業務が標準化され、ムリ・ムラ・ムダがなくなり、コスト削減につながる

  • 知恵の共有

    業務マニュアルを作る過程で現場の知恵や経験が反映され、個人の経験や知恵が組織に蓄積され、共有される

活用段階(短期)

  • 再現性の向上

    業務マニュアルに沿って業務をすることで、初心者でも経験者と同じように業務をこなすことができる

  • 教育の均質化

    業務マニュアルを使って教育することで、教える内容を均質化できる

  • 活用段階(長期)

    • 理念の統一

      理念を反映させた業務マニュアルを使うことで、理念の浸透・統一することにつながる

    • 「改善」の風土化

      業務マニュアルで標準を決め、社員が応用することが可能になり、自分の頭で考えるようになる(「個人→組織→風土」のスパイラルアップ)

コンサルティングの特徴

理論と実践による業務マニュアル

無印良品の原動力となっている店舗運営マニュアル「MUJIGRAM」に長年携わっていた方や多くの企業にご協力いただくとともに、生産工学の専門家などにも加わっていただきながら、理論と実践による研究を重ね、独自の業務マニュアル「業務基準書」を開発しました。この業務マニュアルを使うことで①仕事の効率化を図り、②コスト削減しつつ品質を向上させ、②従業員の働く環境の向上と企業の成長の両輪を実現することが可能です。

業務マニュアル作成のフローと専用ツール

業務マニュアルのテンプレートや作成のための専用ツールを使用し、作成フローの各ステップを踏むことで、誰が作ってもバラつきが少なく、一定水準を保った業務マニュアルを作成することが可能です。現状を的確に分析し、あるべき姿をモデル化して業務マニュアルに落とし込み、改善を通じて現状のレベルを常に向上させて、生産性向上を実現します。

業務マニュアル作成のフレームワーク

経験豊富な専属コンサルタントが指導

業務マニュアル「業務基準書」の開発段階から関与し、多数の支援実績を有する日本生産性本部の専属コンサルタントが、業務マニュアルの作成・導入を伴走型で支援します。業務マニュアルの作成はもちろん、社内体制の構築や進捗管理、業務マニュアル作成後の運用方法についても支援します。

鍜治田 良 (公益財団法人日本生産性本部 主席経営コンサルタント)
【支援実績】ドラッグストア、通信販売、理美容業、教育サービス、スーパーマーケット、不動産、金融、菓子製造、専門商社、介護・福祉、医療など
村岡 伸彦 (公益財団法人日本生産性本部 主任経営コンサルタント)
【支援実績】スーパーマーケット、アパレルなど

コンサルティングプラン

業種・業態に合わせ、独自の支援ツールを使いながら効率的・効果的に業務マニュアルを作成し、業務効率化や品質向上を支援するための、各種コンサルティングプランをご用意しています。この他にも、お客様のご要望に応じた支援が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。


業務マニュアル作成プラン

内容
専属コンサルタントが業務マニュアルの作成を伴走型で支援します。既存マニュアルをベースにした改善支援も可能です。
効果
お客様の企業理念を反映した、独自の業務マニュアルを作ることができます。業務マニュアルを作成する、もしくは統一することで業務のバラつきを削減し、業務効率化と品質向上が可能になります。また、業務マニュアルを軸にした業務遂行により、組織内に改善風土を醸成することができます。
時間・回数

月1回(1日)×6か月(全6回)

概要
1回目
  • 内容の共有
  • 組織の理解
  • 作成支援ツールSOAを使った業務分析
2回目
  • 作成支援ツールSOCを使った業務判定
  • 作成支援ツールSFDを使った文章化
3回目
  • 業務マニュアルのレベル感の統一
4回目
  • 進捗確認
  • メンバーの個別フォロー
5回目
  • 進捗確認
  • メンバーの個別フォロー
  • 運用に向けたルールの作成支援
6回目
  • 成果発表会
  • 上記は基本的なコンサルティングイメージです。費用や詳細については、お問い合わせください。

理解浸透セミナープラン

内容
お客様先で業務マニュアルや業務標準化に関する講義、講演を行います
効果
外部の視点から業務マニュアルの重要性を組織的に学習することで、従業員の意欲を向上させることができます。内発的動機づけにより、業務マニュアルに対する理解を深め、自立的な行動変容を促します。
時間・回数
1回(2時間~)
  • 費用や詳細については、お問い合わせください。

既存マニュアル診断プラン

内容
専用ツールを使いながら既存のマニュアルや手順書などを確認・分析し、改善点をアドバイスします。
効果
組織内でバラバラなマニュアルの統一化や、マニュアルが活用される仕組み等、マニュアルを軸にした業務遂行、業務改善が組織的に実施されるためポイントを明らかにすることができます。
時間・回数
1回(2時間~)
  • 費用や詳細については、お問い合わせください。

支援実績

  • スーパーマーケット
  • ドラッグストア
  • 通信販売
  • 介護・福祉
  • 美容
  • 家電量販店
  • アパレル
  • 不動産
  • 動物用医薬品
  • 卸売
  • 飲食・菓子製造
  • 保険
  • 交通・運輸
  • 専門商社
  • 官公庁 ほか

おすすめの参考サイト

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▶サービス業の「仕組み化」プログラム

▶「MUJIGRAM」を開発した無印良品・松井元会長インタビュー

▶サービス産業の生産性向上を国民運動として推進するためのプラットフォーム 「サービス産業生産性協議会」

▶日本最大級の顧客満足度調査 ”JCSI(日本版顧客満足度指数)”

▶革新的な優れたサービスを表彰する日本初の表彰制度 「日本サービス大賞」

▶サービスイノベーションの実践に向けた学びの源泉となる優れたサービス事例 「日本のサービスイノベーション2022」

▶社会人が優良企業でビジネスノウハウを学ぶ人材成長プログラム 「大人の武者修行」

▶サービスや商品の改善・企画のために知識を交換するコミュニティ "SPRING Café”

▶顧客価値経営の普及・推進を担うプラットフォーム 「経営品質協議会」

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〒102-8643 東京都千代田区平河町2-13-12

日本生産性本部 サービス産業生産性協議会 業務仕組み化プログラム担当(半田・舩先)

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